おさきの気になること

日々の気になるアレコレを書き溜めていくブログ。

“やってはいけない遊び”が気になる。

引き続き、ホラーよりの投稿です。

それでも怖くない解説をしているつもりなので、良かったらお付き合いください。

今回は、子供の頃にやってはいけないといわれたり、テレビで警告されてたりするあの“遊び”についてお話しします。

 

 

 

やってはいけないアレコレ。

みなさんも一度はひとりかくれんぼやコックリさんという“遊び”の名前を聞いたことがあるのではないでしょうか?

果たして“遊び”で済むことなのでしょうか?

それでは何故、やってはいけないのでしょうか?

 

ひとりかくれんぼ

 

日本の近代怪談、都市伝説のひとつのようです。

元となる関西地方、四国地方ではコックリさんと同様によく知られていたそうです。

そして、ある大学のサークルによって都市伝説の広まり方を研究するために2007年頃、大型掲示板にひとりかくれんぼの遊び方を投稿したなどの諸説あるそうです。

そのせいか、結果的に多くの人に知られるようになったようですね。

コックリさん同様に降霊術の一種とされています。

また自分自身を呪うという話も。

 

呪いについてはこちらの記事を参考にしてみてください。

xoxo0814.hatenablog.com

 

必要なもの
  • ぬいぐるみ
  • お米
  • 針と赤い糸
  • 爪切り
  • 刃物
  • 塩水

これらが必要とするアイテム一覧だそうです。

検証ブログではないので手順につきましては、個人で調べてみてくださいね。

 

どうして“ぬいぐるみ”なのか

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個人的意見ではありますが、呪いや降霊術の類だからなのではないか。

前回書いたブログの記事にて紹介した“丑の刻参り”も藁人形を使用していたので、人型をしていた方が効果的な意味で強いのかもしれないですね。

爪切りで爪を切り自身の一部をぬいぐるみに詰めるためであるそうです。

ちなみに、ぬいぐるみに詰める爪は自分のものらしいのですが、中に詰めるものを例えば呪いたい対象がいるのであれば、その人の髪や爪などに変えたとしたならまた自分自身を呪う儀式では無くなってしまいそうですね。

例えば、あの子が大事にしていたキーホルダーやぬいぐるみとかそういうものであれば効果はまた違ってくるのかな?と思いましたが、どうなんでしょうね。

こんな恐ろしく悪い考えをしてしまいましたが、もちろん実行した人に返ってくる代償もそれなりに大きいと考えていいかもしれませんね。

 

どうして“お米”を詰めるのか

お米はどうやら“内臓”を意味しているようで、霊を引き寄せるようですね。

神聖な意味合いと呪力的な意味合いがあるようなので、お米を使うのでしょう。

ぬいぐるみと自分の爪とお米で自身の分身というか写しが出来たことが分かりました。

依り代(よりしろ)ということですね。

 

どうして“赤い糸”なのか

今度は糸の色について調べてみました。

説明不要で血液を連想させるからでしょう。

守りや祈り、また古くから呪術的、祭祀的な意味があるそうです。

古事記では、悪霊邪気を祓うために床に赤土をまいたとの記述があるのですが、いい意味でも悪い意味でもとても意味のある色なんですね。

ひとりかくれんぼにおいては、“守り”効果は薄そうですが呪術的な意味合いでは効果がありそうですね。

 

どうして“刃物”が必要なのか

特に“包丁でなければいけない”などのルールはありませんでした。

刃物であれば、なんでもいいといった感じでした。

問題は、なぜ刃物を使うのかです。

結果的に、せっかく作った自分の分身をその刃物で傷つけるわけですから、分身からしたら怒りや苦しみ痛みなどの負の感情だけを残したよくないものに変化させてしまうようです。

そして、それがきっかけで周囲のよくないものを引き寄せてしまうのではないのかと思いました。

この刃物で傷つける行為がひとりかくれんぼのスイッチの役割を果たしているようです。

 

どうして“塩水”なのか

穢れ(死や疫病など)の不浄なものを祓う効果が塩にはありますし、自分自身をよくないものから守るために塩水を口に含むのでしょう。

塩水の他に、日本酒を使用するパターンもありますがこちらも神道においては御神酒(おみき、ごしんしゅ)という神様にお供えするお酒をいうそうなので、そういうところから日本酒説も浮上したのでしょうね。

どちらにしても、守ってもらう為に塩水は使用するみたいです。

 

コックリさん

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コックリさんとは西洋の“テーブル・ターニング”という占いの一種が起源だそう。

海外では“ウィジャボード”という製品が発売され流行したことで、外国船員を通して日本では、19世紀末頃に伝わったという話があります。

心霊現象とは別に、心理学用語オートマティスム(筋肉性自動作用)により憑依せれているように意識とは別に勝手に動いてしまうことだそう。

コックリさんやウィジャボードは観念性運動とも呼ばれているようです。

また、ダウジングなどもこの一部とも言われています。

 

日本では、狐の霊を呼び出す降霊術のと信じられて、狐狗狸さんと文字が当てられたりすることも。

エンジェルさんなる派生のものも存在する。

エンジェルさんの場合は鳥居ではなく、キューピッドを書くことで鳥居と同じ効果が得られるすです。

 

どうして“硬貨”なのか

なぜ硬貨なのかの理由にまで到達できませんでしたが、狐の霊を降ろすという目線で個人的な意見でいうと“お賽銭感覚”なのかな?と思いました。

また、実際にやった方ややり方の説明をしてるサイトでネットの記事を拝見したところ5円玉、10円玉が多かったように思います。

お賽銭感覚の金額だな~と思ったので、そう書かせていただきました。

5円玉→ご縁がありますように

10円玉→ご縁が遠のく

みたいな語呂合わせ?もありますし、子供がやってる印象も強いのでお小遣いででも出来る金額という意味で選ばれてるのかな?と思いました。

使った硬貨は埋める説、3日以内に使う説もありますが、埋める説であれば子供達目線で大金である100円、500円は埋められないですよね。

ちなみに海外硬貨やゲームセンターのメダルなどでは効果がなさそうです。

他に、鉛筆を使っていたなんて方もいらしたので、時代や地域で使用するものが多少の差はあるようですね。

 

どんな霊が降りてくるのか

コックリさんは狐の霊の他に、低級な動物霊がほとんどらしいです。

中には精霊なども降りてくるそうですが、霊が見えないし実証実験をしたわけではないので、なんて判断は難しそうですね。

実際にやった人の話を読んでも「指が動いた」程度の体験談しか見かけてないので、「霊が見えた、こんな姿だった」というのは体験者さんも知らないのでしょうね。

 

どうして危険な遊びなのに子供を中心に遊ばれているのか

テレビや漫画、先輩や友達から・・・情報はあふれています。

体験談を見ても学生に多く遊ばれていますし、年齢的好奇心やその手軽さも人気(・・・といってもいいのでしょうか)なんでしょうね。

近年はテレビの他に、YouTuberさんの動画からコックリさんを知ったという世代もいるのかとも考えられますね。

どちらにしても、推奨出来る遊びではないのでしない方がいいでしょうね。

 

コックリさんにまつわるアレコレ

ここまで読んでれば、コックリさんの元は海外からきた降霊術、占いの類と理解出来たと思います。

オカルト的、スピリチュアル的でないにしても実際に事件として、集団ヒステリーといわれる現象が起きているようですから、影響されやすい年齢でこの遊びをするのは多少危険なようです。

 

最後に・・・

ひとりかくれんぼは都市伝説であり、降霊術、自身を呪ってしまうリスクある遊び

コックリさんは占い、降霊術の類

2つともリスクのある遊びというのが、分かりました。

取り憑かれたなんて話や、怖い経験をしたなど良い結果のものなど見たことがないことからいいことなんてないというのが分かりました。

実際にやってみたことはないのですが、今後もやることは無いでしょう。

むしろ、いい歳になって「コックリさんやらない?」なんて誘ったら、それこそホラーですし。

事件のように、呪いや霊的ではないにしても、集団ヒステリーを起こしてしまう原因にもなるようなので、遊ばないにこしたことはなさそうですね。

 

 

降霊術についても調べてみたのでよかったら読んでください。

 

xoxo0814.hatenablog.com